活動の報告

冬の運動(動き)不足を補う

子どもばかりではなく大人も冬の運動(動き)不足をどのようにして補うかは大変難しい問題です。子どもは、運動不足にあまり気が付かないことから何事もなく過ごしていますが、インフルエンザの流行などで今までかからなかった子がかかったりすることで免疫力の低下に気がついたりします。

体力低下も発育途上になるので気が付かず日々が過ぎていきます。活動中に子どものからだに触れることがありますが、女の子のからだの固さ、筋肉のカチカチな子が多いことに驚きます。相当に血流が悪いのではないかと気になります。男の子は、順調に育っているようでも、姿勢が悪いことで背骨がゆがみ側弯症の子が気になり、固さよりもお腹がぶくぶくで、脂肪質なからだが多いことに驚きます。からだが固いよりも、筋肉が弱いのか脂肪質なのかが分かりませんが、もし風邪が引きやすく、体力がない様子が見えれば部分的にでも(腹筋・背筋・腕立て)筋力をつける努力が必要と考えます。

からだづくり塾でも、グラウンドに比べれば冬は活動が限られるため、小さな動きでも大事なものを精選しながら、ダイナミックな運動を取り入れ、相対的に力がつくように配慮しています。汗びっしょりになり、お風呂上がりのような頭でにこやかに満足そうに(週日開催校)ランドセルを背負って帰る子どもの姿に疲れを忘れます。土曜日開催校では、時間待てずに早々と来校し、ボールと戯れる姿に、子ども達の動き不足によるストレス感が見えます。

動きたい、遊びたい子ども達の欲求を満足させながら、正しい動き、からだの使い方、筋力づくりなどを細目に指導する技が要求されますが、週一度の活動では、からだの意識を変えることが難しく、日々難題と鉢合わせしながら、悩みながらの指導です。

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