活動の報告

コロナ渦の中での活動について

令和2年度の活動は、どの分野でも戸惑いの中での活動となりました。「からだづくり塾」も「陸上競技で体力づくり」活動も長い自粛から、恐る恐るの再開となりました。沢山の資料や著書、情報をもとに、各校の教頭先生と綿密な連絡を取りながら、学校で指導している感染予防に関する注意事項をいただき、子ども達と話し合い、約束をし納得させ、保護者からの同意をいただき始まりました。

只びくびくしていても仕方がないと思いながらも、不安が付きまとい、活動が終了するたびに胸をなでおろし、何よりも大喜びの子ども達の姿に涙が出そうになりながら「頑張らないと。子ども達のために」と帰り道は心が温かくなる思いでした。

今はアフターコロナからウイズコロナと言われながらの日々ですが、このウイルスについて少しずつ明らかになりながらの感染予防が、はじめの頃と同じように3蜜を避け、子ども達には大声を出さない、からだに触れすぎない、物の共有をしない、何かをするたびに手洗いをうるさく言いながらの活動です。手洗いなども慣れっこで、観察していると指先を念入りにするなどの習慣はもう薄くなりつつありますので、最近の情報、低年齢者も感染していること、特に簡単に感染している事実などを知らせながら「気を抜いてはダメ」とわが身にも問いかけながら指導しています。

ウイズコロナは、自己責任となりつつありますが、感染に対する十分な認識と安全確認だけは十分配慮する必要があります。どこにいて、どのようにかかるかもある程度限られてきましたが、つい気を許し、ふと考えると接近しすぎていたり、声が大きくなっていたり、うっかり慣れっこが随所に出つつあることに気が付きます。

あるお医者さんが、かかる人は潔癖症の人が多い感じがするといいます。現代子も同じように清潔な環境の中で育っていますので、免疫力が弱いことも考えられます。同時に総体的な体力や運動能力が低下していることも、少なからず影響しており、インフルエンザによくかかる子は用心したほうが良いかもしれません。この秋からのコロナと同時にインフルエンザが流行したらどうなるかという予測は必要かもしれません。自分自身も低体温、低血圧、あまり汗をかかないなどスポーツ選手時代の体が元にあり、寒さを乗り越えるのが大きな課題となりそうです。

どの活動もそのことを子ども達に話して聞かせており、それを聞くと真面目に頑張る姿がまた微笑ましくもあり可哀そうにもなります。早く何も心配なく自由に運動ができる状況になることを切に祈るのみです。ボールが自由に使えないことは、子ども達にとっては一番望むことができないため、運動しても満足しないのでプログラム作りに困惑しています。

ドッチボールでは、1個のボールなので、顔に手をやらない、終了後手洗いで何とか僅かな時間入れるところまで来ました。

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