活動の報告

円山競技場火曜日参加者終了日でした。

2018/10/27

火曜日のみ参加者は今日で終了で、また来春までのお別れです。最終日の今日は、これまでやってきたことの総ざらいで、確かめながらやってみました。「最後だから頑張ろう」と声掛けしながら始まり、いつもより気合が入っているようでした。

子どもながらもその切り替えは立派です。私自身もいろいろ勉強させてもらいましたが、子どもたちのからだがどのように変化していくのかを観察すると、「人の話をよく聞く子」は、極端に日々の動きの中では変化が見えないのですが、20数回の間に大きく成長していることが分かります。動きが正しくなり、姿勢がきちんとしてくることで全ての動きがスムースにいくようになり、始めの頃は「あと何分だ、あーあと何分だ」といっていた子が、常ににこにこしながら挑戦している姿が微笑ましく思えました。

動きが正しくなれば、疲れも感じなくなり、スムースに動ければ快感ですから子どもも何となく楽しくなるのでしょう。正直に全身で表現してくれますので、こちらとしては評価されているような気分です。今時の子は、習い事も多く、プレッシャーを日々感じながら耐えているところもあり、指導者一同、子ども達がここで発散することの大切さも十分に理解しながらなるべく笑顔で接しています。

性格の把握も徐々にできるころに10月が来てしまいますが、回を重ねるごとに指導者に近づいてくる子どもを心から可愛いと感じながらまた最終日を迎えました。寒くなり動きが少なくなる子、冬のスポーツで本番を迎える子など様々ですが、いずれにしても偏ったからだ使いは避けたいものと思います。

からだ使いが偏るだけではなく、筋肉が固くなり、癖のある使い方が身につくと成長をゆがめていくといわれています。その通りになる子どもの姿を多くみてきていますので、ここで少しでもからだの使い方(筋肉の使い方)が変われば、またさらに大きく伸びていくと思います。来春まで元気で過ごせるか否かは高齢の私のみの心配ですが、子ども達の成長がとても楽しみです。

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