活動の報告

平成31年度(もうすぐ令和元年)

2019/04/22

新年度の活動がはじまりました。6年生が卒業し、一抹の寂しさがある中、可愛い1年生が入ってくることで一気に雰囲気が変わります。また他の学年も、1年進級して急に大人びてくるのが不思議です。2年生のやんちゃぶりが少し落ち着き、どこにいるのかなー?といつもの姿がありません。暴れん坊の3年生も4年生になると急に立派になります。毎年のことですが、子どもの成長ぶりは見あげたものです。私たち指導者もその変わりようが可愛くて愛しくてたまりません。そしてまた私達も頑張らなければと思います。

私たち指導者は、スポーツ種目の活動とは異なり、基礎的な動きが消えているかのように見える今時の子ども達の姿を、自然体に戻しながら、人体の基礎基本となる動きが正しく自然にできるように導き、楽しく動けるようにしてあげたいと願っています。

早くからスポーツ種目にこだわる時代ではありますが、基礎的な動きづくりと共に進めていかなければ、成人後スポーツによる怪我のためにいろいろな弊害が出てくることで、「スポーツなんかしなければよかった」という声をスポーツに携わるものとして聞きたくないのです。大学生くらいになってから、そのように言わなければならない、子ども時代のスポーツ活動の反省を。そんな形で耳にしたくないと常日頃から考えておりました。それは自分自身が今高齢になりスポーツ障害と戦う中での実感でもあります。

頑張ってきたスポーツ夢中時代を無いものにしたくないと思うことから、精神的プラスやからだの芯の強さ、動ける体、頑張れる余裕など色々プラス思考しながら、今の対象となる2歳から90歳までのからだづくりにどう生かすか、どう導くか日々子ども達の動きを見ながら考えています。「からだを動かすこと、子どもであればからだを動かして遊ぶこと」が今の時代にどのようにあるべきか、また長い健康長寿を目指す過程のためにどのように導くことがよいかと常々考えながら指導に当たっています。

それに応えてくれるのが子ども達です。どのようにすれば楽しみながら、全力で頑張ってくれるかが、私達の課題です。

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