円山公園での活動
コロナ世代は、体力不足がこれまでと異なる形で出てきそうな気がします。そのように言われそうな子どもの環境が気になります。
自分のからだづくりとして公園でのポールウオーキングに励みながら、マスク姿で走り回る子ども達の様子をじっと観察しています。
鬼ごっこをしていても、すぐに足が止まります。マスクをしていて苦しくなるので当然です。最近ではTVで専門家までが、公園での散歩だけではなく、人がいなければ外でマスクをしなくてよい、ましてや子どもが遊ぶ時にはしなくてよいとまでいうようになったのですが、以前にも増して全員マスク掛けで遊んでいます。
円山公園での活動でも、マスクをしながら運動する子がいますが、頑張らないで欲しいと伝えています。酸素が十分回らず、血流が悪くなることで、さらに負担をかけて頑張るので心臓が持ちません。呼吸が苦しいだけではなく、心臓に大きな負担がかかります。動きたいので、頑張ってしまいますので更に危険です。体育時に亡くなった例がありますが、既に始まった部活動では、運動中はマスクなどしていません。スポーツの場面もしていません。
しかし、元気な子ども達は、自らの発育発達上動きたい、動ける、動くと心身ともに嬉しいことを知っっていますから、マスクをしていても頑張ります。
マスクを外すと元気に動くことでどんどん走ります。これがこの年齢に必要で、彼らが自然に求めること、その上学習能力が高い現代っ子ですから、それぞれに与える注意事項をよく聞き、上手くなろうと頑張ります。ここでの時間経過と共に、顔が明るくなり、笑顔が増え、始める頃には息が上がり胸を抑えていた子もどんどん動きがよくなります。
元気に運動できることは今のコロナ禍では、子ども達にとっては最高幸せな時間となっているようです。何とか少しでも(僅か週1回90分ですが)からだが大きな良い刺激を得て、生き生きした時間を過ごせるようにと願って頑張っています。
競技場は1年間使用できませんが、その分他の動きで子どものからだづくりが出来れば、今後の成長に有効だと感じながら見ています。参加者が少ないので子ども一人一人の動きに注目出来て成果が出ていることがよく分かります。
ワクチン含めて、様々な活動についても意見が割れて堂々とそれぞれの意見が表面化しています。情報をしっかり受け止め、自分の判断で(特に大人の判断が大事です)行動していく時が来ていると思います。心配しながらもよく考えて、予防策を以前よりも真剣に考えて行動すべく努力しています。
何よりも笑顔の彼らに出会う私たち指導者もよい財産を貰っています。金曜日の天気予報を見ながら祈る思いで頑張っております。